外壁塗装での高圧洗浄でのトラブルで私たちが気をつけていることとは?

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府中市紅葉丘の塗装店 三商事(さんしょうじ)の上神谷(かみかべや)です。

いつもブログをおよみいただきありがとうございます。

今回は「外壁塗装での高圧洗浄でのトラブルで私たちが気をつけていることとは?」というお話です。

外壁塗装をする際に「一番のトラブルの原因」になりやすいのが「高圧洗浄でのトラブル」です。

お客様に気をつけていただきたいことは、別記事で書きましたが(記事の一番下から見られます・・)

そのほかにも私たちも気を付けていることをお話したいとおもいます。これから外壁塗装をご検討をされている方がこの記事を見たとき「ああ、ウチもそうかも?」という感じで思っていただければ・・と。

外壁塗装で起こりやすいトラブルも知っておける・・と思います。おおきく2つにカテゴリー分けしてお伝えします。

1つは「自分の住まいに対してのトラブル」、もうひとつは「自分以外の家に対してのトラブル」です。

自分の家に対してのトラブルから気をつけることとは?

その「構造上」から私たちが気を付けているところを経験則からお話します。

① 屋根の天窓

このように明かり取りのために、屋根をくりぬいて窓がついている場合があります。ですが、この窓は個人的にはあまり付けない方がいいと思っています。本来、屋根の部分を「くりぬいて」つくるわけですから、よほどしっかり最初の施工をしていただかないと、洗浄云々にかかわらず雨漏りの原因になるからです。

例えばひとつの例として、この窓の周り(見た目には瓦の下になってしまっていますが)の水切りの部分にゴミがたまると、本来そこを通って水がはけていくはずなのに、たまったゴミがそれを遮ってしまうので雨漏りをする・・というケースが多い。そもそも屋根の上まであがることもほとんど無く、なおかつ瓦の下になってしまう部分なので、容易に掃除などはできませんから・・。

繰り返しますがそもそも「屋根に穴をあけて」作っていますので、そもそもの施工の質によっては水が回るリスクは当然あります。

当店も実は過去に一度だけこの窓そのものと周りを洗浄していたら、雨漏りをさせてしまう・・ということがありました。それまで雨漏りしていなかった・・ということですから明らかに当店の洗浄をしたことによって、始まってしまった・・と思われます。

その後は窓周りをシーリング処理をしまして雨漏りは収まったからよかったものの・・。

原因がわからないとなると瓦をはずして調べたりもあり得ます。おおがかりです・・。場合によっては「この窓を閉じるための」工事をしないといけません。

こういうことから当店ではあまり重点的にこの窓を洗わないようにしています。いままで雨漏りしていなかったからといって安心できないからです。この窓は塗装の対象外になるケースが多いので「ぞうきんで拭くだけ」という形でキレイにするようにしています。

②サンルームの屋根と外壁の取り合い

 これは資料的に載せたものですが・・・こんな風に新しい家をつくったときに、あるいは「後付け」でサンルームをつける方も多いですね・・。

こちらは当店が施工させていただいたお客様のお宅の、サンルームの屋根の上です。後付けのものですが、この屋根の上(白い部分。ベランダの下になります)や黄色い(外壁部分)を塗るために洗浄をするわけですが「外壁と屋根の取り合い部分(設置している部分)」から水がまわりこのサンルームの中に入ってしまいました。

ここの取り合い部分には手が届きません。そもそも取り合い部分にシーリングを打てないですし、いかなる大雨や強風でもここまで雨風が吹き込むことは考えづらいです。ベランダの先端からこの取り合いまで1mはありますので。(なお屋根とベランダ下部との間のスペースは狭すぎて、人が潜り込めません。)・・ということで、こう言っては表現が悪いですが「まともに施工ができていない」ということかと思います。

高圧洗浄という「ある意味特殊な状況」によって「取り合い部分」という人の手の届かないところにまで水を勢いよく浴びせるということになったわけです。この高圧洗浄を想定してのサンルームの施工ということはないと思われます。余程のことが起きない限り、起きる現象ではないということなのでしょう。ですから私たちも特に補修的なことはしていません。

この経験からこの部分は重点的に高圧洗浄はしていません。塗装する箇所もほこりを払う・・くらいになります。

この「サンルームの屋根」は塗装はしませんが、きれいにしたいと思うでしょう・・。でも「しっかり高圧洗浄で洗い流して・・・」はしておりません。確かにここは”ほこり”がたまるところですし、こういう機会ですからきれいにしたいお気持ちはわかりますが・・すみません・・。

できることといえば「ぞうきんがけ」くらいです。それにしても、しっかり手も届きませんので厳密にはきれいにはできません。ただ手のとどく範囲はぞうきんがけをしました。

③ 2階ベランダのサッシの下

コレは我が家ですが・・このようにベランダのサッシの下端なども高圧洗浄は注意です。私が指を入れている箇所はフェルト(防水紙)があるだけで「ぺらぺら」しています。ベランダの下もしっかりきれいにするぞ!・・とばかりに高圧で浴びせてしまうと、こういうところから水が回ってしまいます。ここは2階ですから、水が回れば階下に・・となります。

我が家はこういう構造ですが、こういう部分がもっと奥に入っているパターンもあります。そういうところこそ「高圧ならば届く」とばかりにばしゃばしゃと浴びせてしまうと、思わぬところから水が回ってしまいます。

3つの例から申し上げたいことは、要は「高圧洗浄でも”緩急”は必要」ということです。

しっかり塗装するところは、当然しっかり洗浄する・・。

けれど、構造上の問題でしっかり洗浄できない箇所もあるということなのです。家を作る側も「外壁塗装の高圧洗浄のことまで備えて作っているわけではない」箇所もあるのです。

ありとあらゆる場所をMAXパワーでしっかりと洗わないと手抜き工事・・・というわけではないのです。この”緩急”が付けられる業者が経験豊富で、おまかせできる業者です。

外壁のクラック(ヒビ)からは高圧洗浄のときに水が漏らないの?

ヘアクラックと言って「髪の毛の細さ」のクラックなどからももちろんですが、このくらいの太さ(1~2ミリ)くらいのクラックでさえ「高圧洗浄によってここから水が回る」ことはありません。

高圧洗浄の仕方として「汚れを洗い流す」ということが基本ですから「余程頑固な汚れでもないかぎり」その箇所に高圧で水流を浴びせ続けることはありません。ましてこういうヒビの部分ですから余計にしないわけです。

仮に浴びせ続ければ部屋の中に水が回るかもしれませんが、それでも「ばしゃばしゃ」と滝のように・・ということはありません。それは外壁の中に入っているフェルト(防水シート)のおかげでもあります。

ですが、クラックは放置していてはいけないことは当たり前です。洗浄を直接浴びせても急な水漏れはしないけれど問題はそこではなく「これを継続的に放置することによって、少量の水分が回ってきた外壁の中がすこしずつ傷んだり、外壁そのものにしみこんで知らず知らずのウチに脆くする」ということが問題なのです。

だからそれを防ぐために太いクラックには、シーリングを打ってから外壁塗装をしていくわけです。ヘアクラックについては、そこに対して塗装する材料によっては、材料がヘアクラックを埋めてくれます。

自分以外の家への(御近隣への)トラブルで注意することとは?

「汚れの飛散」ということがありますから、そういう意味では「外壁塗装で御近隣へも一番注意する工程」です。(吹きつけ塗装・・でしたら,それの方が気を使いますが、今回は普通に塗り替えの場合ということで・・)

飛散防止シートは当然張りますが、だからといってそこに過信せず、注意をした方がいいこともあります。

①近隣の洗濯もの

高圧洗浄を実施する日は、お客様本人はもちろん、一番接近している御近隣の方もお洗濯ものは遠慮された方がいいです。

「何m,離れていれば大丈夫?」ということをお知りになりたいと思いますが、お隣の方が家2軒分、3軒分くらい離れている・・という場所」は余程の地方でないかぎりありえないと思いますので、やはりお声をかけておいた方がよろしいでしょう。

これは聞いた話しですが・・場所によっては「洗浄の水をかけられても気にしない。少々汚されてもお互い様」という形で済んでしまう・・という場所もあるみたいです・・・。シートをほぼ張らないで工程を進める業者のあるということです。

ですが、多くの場所はそういうわけには行かないでしょうね・・・。当店もお隣の洗濯ものを汚して怒られた過去があります・・。多くの場合は施工業者からの洗浄の日のお知らせになりますが、それ以来必ず御近隣への洗浄のお知らせは前日までに徹底するようにしています。

どうしてかというと「当日のお知らせでは、朝早くほしてそのまま仕事に行ってしまい、留守になってしまうパターンがあるから」です。

② 近隣のお車

概ねはビニールのカバーをかけることで対応します。ビニールカバーは縁にゴムがついていて、車の大きさに合わせて伸縮自在になりますが、そのゴムの締め付けだけでは強風の場合、風を含み風船のように膨らんで飛んでいってしまいます。それに飛んでいかないにしろ、やはり膨らんだカバーがそのゴムでごりごりと車をこすってしまうこともあります。

それを解消するために不織布のカバーもあります。こまかいメッシュ地になっていて風をまるまるはらんでしまう・・ということが軽減されました。これは外壁、屋根塗装のときも使用します。ただメッシュ地ですから塗料がすり抜けてしまう・・ということが心配でしたらこの上にビニールをかぶせて2重にする・・ということもあります。

③ カラーベスト屋根の汚れ

カラーベストの屋根を洗浄するときは、カラーベストの品質によってはものすごく汚れのでるものがあります。黒いカラーベストでしたら、その黒い塗料がすべて洗浄で落ちてしまい流れていく雨どいに「砂のように沈殿」することもあります。そのくらいですと洗浄後は素地がでてしまい「まっしろ」の状態になります。

そのくらいの落ち方ですと当然その落ちた塗料は、飛散防止シートを真っ黒にしてしまいますし、お隣があまりに接近していますと飛散防止のメッシュ地を通り抜けて、外壁を汚します。

ですのでそれを防ぐために「ブルーシート」をプラスして張ります。メッシュのものと二重にするわけです。これでかなりお隣への負担は軽減されます。

外壁塗装での高圧洗浄でのトラブルで私たちが気をつけていることとは・・の

                               まとめ

・1つは「自分の住まいに対してのトラブル」、もうひとつは「自分以外の家に対してのトラブル」

1.自分の住まいに対してのトラブル

① 屋根の天窓

②サンルームの屋根と外壁の取り合い

③ 2階ベランダのサッシの下

・施工する側の大切な考え方は「どこもかしこもフルパワーで洗浄しなければ・・」とは限らない。水圧や箇所によっては緩急をつけることは大切なこと。そしてお客様にとっては「経験からその緩急がつけられる業者を選べること」が大事

・外壁のクラックそのものからはばしゃばしゃと、水が漏れてくる心配はありません。

2.自分以外の家への(御近隣への)トラブルで注意すること

①お洗濯物 ・注意すること洗浄前日にはしっかり伝えること。当日朝では留守になってしまい伝わらない

②お車   ・不織布のカバーの方が風に飛ばされず、車を傷めることが少ない

③カラーベストの汚れ  ・ブルーシートで2重にして汚れをブロックする

 

ー ー ー ・ ー ー ー ・ ー ー ー ・ ー ー ー ・ ー ー ー ・ ー ー ー・

今は本当に皆さんが、それぞれのお立場で大変なときかとおもいます。今はそれぞれができることをやりながら,

自分がいかに感染しないように・・あるいかは家族をいかに守るか・・また、いかに人様にご迷惑を掛けないように心がけるか・・・そんなことを考えて日々暮らしています。

 

もちろん、仕事はし続けています。

「都心などに電車で通勤しているわけではない」

「たくさんのお客様を、一度に、密集した場所で対応をしているわけではない」

「極々限られた場所で、対応しているお客様、そして案件の対象の方含めて多くても3.4人」という状況ですし、

「現場作業の場所も府中市内がほとんどで、室内での作業ということでもない」という環境ですから

今のところ「働いていけてる環境ではある」と思っています。でも「今のところ」です・・。

この事態を乗り切ることができるのは「ひとりひとりのこころがけ」に掛かっているとおもいます。いかに広げない様にすることを、どれだけの人がきちんと考えられるようになるか?これは人ごとではなく、自分のこと・・・って考えられる人がたくさん増えていけば、すこしずつ終息が見えてくると思います。

4月は例年でしたら、とてもお問い合わせの数が増えてくる時期です。

でも、今年はあるにはありますがいつもの年に比べると少ないです・・。きっと、そんなことより・・という不安な気持ちなのでしょう・・。わかります・・。だから、このコロナウィルスの騒動が終わったらでよろしいです!

お住いの塗りかえのお問い合わせがある方は、ぜひ、お声をかけてください!スタッフ一同、本当にお待ちしております!!

 尚、もし今、お見積もりをお申し込みいただいたとすると実際の工事は7.8月となります。もちろんそれまでに終息しているとはかぎりません。ですが、それでも実際のお打ち合わせ、作業は先ほどこちらで記載した通りですので

ご心配するような要素は無いと思います。(もちろん、先日発表になった「緊急事態宣言」よりも強烈で強制力のある指示、宣言がでればまた話しは別ですが・・・)

もし「どうしようか・・?」と迷われているのでしたら、一度私にご連絡をしてきていただいてかまいません。

→ 見積りをメールで申し込む時はこちらをクリック!

→ お電話でしたら 080-6633-3456 

今は事態が事態ですから、ご無理なことはもうしません!(元々、そういう押しの強い人間ではないので・・)「こんなこと・・聞いてしまっていいのかな?」ということだってかまいませんので、お話しするだけ・・の感じでいいですよ!

今は「これって・・・いつ終わるの?ひょっとして終わらないのでは・・・?」と思っている方もいて心配で心配で・・という方もいるのではないでしょうか?そんなときはだれかとお話しする・・ということだけでも、気は晴れますよ!

でも、きっと終わりは見えてきます!みんなの一人一人の気持ちできっと終わりは見えてくる・・そう信じています。うまく言えないのですが・・・そう、信じています・・。

今回はここまでです! いつもお読みいただいて本当にありがとうございます!

■ちょっと残念なおしらせ・・・

私が営業先で、お客様にお伺いしたとき、お電話をかけたとき・・ことあるごとに一声かけていました、

府中市役所のHPに当店を載せていただいていたのですが・・・。このコロナウィルスの影響で府中市のHPが大幅に簡素化されてしまい・・・当店の表示をはじめ全てのお店の表示がなくなりました・・。残念です・・。

府中市役所のホームページはこちら!

ですが、このHPの右側にあるこちらの「くらし・手続き」のぺージには引き続き載せていただいてます。

広告エリアというところにあるこのバナーです・・。

これを設置した目的はこのバナーをクリックしていただいて、このサイトに来ていただくためです。ですから、これを見ている方はもう来ていただいているので順番が逆なのですが、

見ていただける方が増えれば、増えるほど、よりたくさんの方にこのサイトが届くことになります!

「府中市にも認めていただけた」ということで、このサイトをごひいきにしていただければ・・とおもってお知らせさせていただきました。ぜひ、周りの皆様にも教えていただければ、たくさんの方にこのサイトをみていただける様になると思いますので、どうぞ宣伝していただければ嬉しいです。

お客様のT様も「ウチがやってもらった塗装屋さんがでている!って嬉しい!」と言ってくださいました。今までのお客様、ぜひ市役所のホームページからこのサイトをのぞきに来てください。

どうぞよろしくお願いします。

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