外壁塗装で色を変える場合は塗装後に前の色が見えたりしませんか?

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府中市紅葉丘の塗装店 三商事(さんしょうじ)の上神谷(かみかべや)です。いつもブログをおよみいただきありがとうございます。

 

今回は「前と色を変えるときに、前の色って後から出てきたりしないの?」

ということでお話させていただきます。

 

結論から言いますと 「前の色は後からはでてきません」。

 

なぜならば「工程に秘密」があるから・・

外壁を塗装する場合、基本的には「3回塗り」で仕上げとしています。

下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回 の計3回です。

その「下塗りに秘密」があります。

 

下塗りというのは「後から塗られる中塗り、上塗り」の密着を良くする為に塗られます。あとはモルタルの外壁などの細かなヒビにも入り込んでいってくれるので、それらを塞ぐ・・・という役割もしています。

下塗りの色は「微弾性呼ばれる塗料は『白』」です。中塗り上塗りに使う塗料に樹脂が入っていて、それがメンテナンスサイクルの長さを決めます。

つまり下塗りの段階で「一旦、色は真っ白」になります。白くしてしまったので、元の色は「押さえられている」わけです。リセットされてしまった・・と言ってもいいですね。

そして、この上から中塗り、上塗りと「お客様が決めてくれた色の塗料」が塗られていくわけです。

 

確かに元の外壁の色が「濃いグレー」ですと、白を塗っても下の色が「見えて」しまうかもしれません。

ですが、このあと中塗り、上塗りで基本的に同一色を塗っていきますので、ほとんどがカバーできます。そして「塗った塗料そのものが10~15年・・20年くらいで」傷んでしまったとしても、下から「元の色」がでてくることはありませんので、ご安心してください。

 

下塗りを2回塗る場合もあります・・それは・・

「外壁に凹凸があって、それが激しい場合」です。なおかつ前回の塗装がガサガサの仕上がりのものですと、2回塗るか、もしくは1回でも希釈を「緩くしないで」塗装をする・・というコトになります。

外壁の凹凸が激しく、またガサガサの仕上がりの上に、外壁塗装を新たに施す場合は、きちんとした量を塗らないといけない・・ということです。

この「緩くしない」ということはしっかりとした塗膜が出来る、そして次に塗る中塗り上塗りもしっかり塗れる・・ということになるわけです。

 

ところが凹凸のあるガサガサな外壁に塗料を塗るときは「希釈率を多くして」、つまり「ゆるゆる」にして下塗りをする業者があります。理由は次の2つです。

① 早く終わるから

② 材料が少なくて済むから     です。

 

①早く終わるというのは「材料と水との希釈率が多ければ、質感は「水」の様な塗料になっているのですから、ローラーで手塗りしていても、コロコロコロコロ・・はやいローラー回しができます。ですが、こういう塗料にしてしまうと

「薄くしか塗れない」ということになります。

ここでしっかり塗るか、塗らないかは後々の持ちを左右してきます。

「緩くない」すなわち「粘度がある」塗料を塗ればローラー回しは「遅く」なります。かなり塗りづらい。そして材料もたくさん使うことになります。

②の材料が少なくて済むから・・に繋がってきますが、希釈を多くするということはそれだけ「材料を増やせる」ということになります。したがって、元々の材料は少なくて済むのです。

 

ですが、しかし先ほどと重複しますが、その後の塗膜の持ちに影響してきます。

塗りづらい下塗りでも、それを塗った後の中塗りや上塗りは比較的、ラクに塗ることができるのです。

だから下塗りは肝心なのですね・・。

 

今回は以上です。いつもお読みいただいてありがとうございます。

三商事 代表 上神谷裕治は こんな男です→ → プロフィールはこちら・・・

 

 

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