相見積もりについて思うこと

見積もりについて

こんばんは。府中市紅葉丘の塗装店 三商事(さんしょうじ)の上神谷(かみかべや)です。

当店が外壁塗装をご依頼されると、当然お見積もりをとらさせていただくわけですが、「相見積もり」になるお客様もいます。(割合にすると“10人いたら5人”位でしょうか・・・)

「相見積もり」というのは“複数の業者さんからお見積もりをとり、比較検討すること”です。

 

今、一般の戸建のお家の方が、外壁塗装などを依頼する場合、町の塗装業者に頼むよりも、(知り合いに塗装業者がいれば、その方に依頼するのでしょうけれど・・・・)多くの方は、「リフォームメーカー」や、「建ててくれた工務店」「建ててくれたハウスメーカー」に依頼する方も多いと思います。

これらの業者に依頼した場合、その会社の下請けの業者さんが実際の仕事をします。

当店もこれらの業者さんと相見積もりになることがあるのですが、そこで感じることは、「(元請け業者の)ウチと“金額的には”変わらないのでは・・・」ということです。

「相見積もり」というのは、金額だけでは判断できない部分があります。

 

しかし、今回はあえて金額というところに焦点をあててお話いたしますと、元請け業者(この場合で言えばリフォームメーカーなど)は、お客様から得た金額の中から、一定の金額をいただき、その残りの金額で、下請け業者に仕事をまわします。

見積もりの値段の構成が「元請け業者の取り分+下請け業者が工事する値段」ということになります。

当店は施工業者でもありますが、自社営業で直接お客様からお仕事をいただいています。

つまり「元請け業者」です。
値段の構成の中に「元請け業者の取り分」というのは、入っていません。
ですので「営業マンもいませんので、その分安くできるんです」と言えたのですが、ここ数年になって、その差があまりなくなってきているような気がします。

で、ここからが問題だと思うのですが、
「元請け業者+下請け業者」の金額と、「元請け業者無しで直接施工する当店」の金額が同じ位ということは、
「下請け業者はかなり安い金額で、仕事をしている」
と、言うことになります。

 

下請け業者が実際に工事をするのですから、その費用が当店と同じ位で、その上で「元請け業者の取り分」が発生するのなら、まだわかります。ところがそうはなっていないケースも少なくないわけです。

下請け業者はその安い金額の中から「自分の店の利益」も確保しなければいけません。

外壁塗装をはじめとする、塗装工事は「手間の仕事」です。当店が通常通り、規定通りの工程を踏んで施工をして、その金額なのに、それより安いということは、そのような「手間、工程」をかけてあげられないということになるのではないでしょうか。

もちろんすべての下請け業者が、そのようなケースにあてはまることはないでしょう。

しかし、あまりの「価格競争」に巻き込まれてしまうと、仕事を元請け業者が取ってきた時点で、安く、安くとやってしまうと、それは実際に工事をする下請け業者に負担がかかってしまうわけです。

そして、下請け業者は、自店の利益確保のために「通常どおりの、当たり前の施工」すらできなくなってしまい・・・

それはまわりまわって・・・・お客様に迷惑をかけることになってしまうこともあるのです。

 

→じゃあ、見積書は、値段以外に、どこを見ればいい・・・?

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