★どうして塗装という仕事をしているのか・・・★

私は友人に仕事のことを話すと、決まって言われる言葉があります。
それは・・・
「それって、すごく大変なんじゃないの・・・？」
確かに考えてみれば、大変なことをしているのかもしれません。

普通、町の塗装店といえば「ほとんどの仕事を大手からいただく」という立場。しかし、私は自分でお客様と出会う場を作り、お客様となっていただき、自分たちでそのお客様のお家を塗装します。

でも、このお客様と巡り合うということ事態、とてもたいへんな時代になっています。

大手企業でさえも、それはそれは大変なことなのです。
では、何故そういった仕事をしているのか・・・？これを書くにあたり、深く、深く考えてみました。
日々、何かと仕事に追われ、そんなことを考えることもすくなかったのですが、本当に、真剣に考えてみたのです。

収入の為・・・確かにそれはあります。
お客様からいただいたお金で、私は生活をさせてもらっています。それは確かです。
確かなんですが・・・

この仕事が好きだから・・・確かにそれもあります。では何で好きなのか・・・。
深く深く考えた末、辿りついたのが・・・

　「やっぱり、お客様が喜んでくれるから」ということだったのです。
私の仕事に限らず、仕事というのは「誰かのお役に立っているもの」だと思います。喜んでくれたり、感謝してもらったりして、そういうことが「働く側の原動力になっている」と思うのです。それがもし、ないとすれば、本当に「お金と商品のやりとり」しかないことだとすれば、こんなにやりがいは感じはしません。

私の扱う塗装工事という商品は、決して安い買い物ではありません。それに工事をする業者一つとっても、どこに任せたらいいのか・・・。あれこれと悩みはでてくるはずです。

私だって、高いものを買ったり、どこで買ったらいいのかがわからなければ、余計に悩みます。

「これを買って使いこなせるのかな・・・？」
「そもそも、本当に必要なのかな・・・？」
「買う必要、無いんじゃないのかな・・・？」
「ここで、買って、大丈夫なのかな・・・？」

同じように塗装をしようかどうしようかと悩まれる方は、たくさんいらっしゃると思います。悩んだ末に、することを決意し、工事が始まる・・・。

「きっといろいろなことを、本当にたくさんお考えになられたんだろうな・・・」そんな方が、決意して、私のところに依頼をしてくださる・・・
終ったら、「ありがとう」「やっぱり、やってよかったです」と言ってくださる。

こちらの方こそ、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。「悩みに悩んだ方のお役に立てた、喜んでいただけた・・・」と思える瞬間です。やっぱり、このときが一番うれしいですね。

誰かのお役にたてたと実感できるときほど、うれしいことはないと思います、仕事をしている上で。

私も、その悩みがとても深いものだとわかっています。それこそ、いろいろな要因があったと思います。でもそれを一つずつ解決しながら、塗装工事をやっていただいた。

だからこそ、そういった方が「やってよかった」言っていただいたときほど、うれしいことはありません。

「今までお悩みになっていたことが、解決できて、本当によかったですね」という気持ちになります。

「これで、私もこの方のお役に立てたんだ！という気持ちになることができるのです。
それが本当に私のうれしいことです。
だから、私はこの仕事をやっています。

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