長持ちするコロニアル屋根の塗装工程をお伝えしています

屋根の塗装

この記事では、コロニアル屋根の塗装の様子をお伝えしています!

まずは足場を組み、塗装が飛び散らないように養生し、そして、塗装する前に洗浄を行っていきます。

 こちらの写真は先日行われた「コロニアル屋根」の洗浄の模様です。
小雨交じりの中での洗浄でした。
雨が大降りですと、状況によっては、中止になってしまいますが、小雨とあって、作業続行です。
今回のお宅の場合、屋根に足場をかけていません。勾配がそんなに急ではないからです。しかし気をつけないと「雨や洗浄そのもので濡れているコケ」に足を取られてしまいます。(実際、何度か滑りそうになりました・・・)
それと「小雨決行」ということですが、かえって雨が降っていた方が、都合がいい場合もあるのです・・・。
それは何かといいますと・・・・

「ご近隣のお洗濯物の心配をしないでいい」
と、言うことがあります。
この場合、屋根という一番高い場所にあるものを洗浄しています。
近隣のお家の向き(ベランダの向き)によって、もしくは風向きによって、そして近隣とのお家の接近の具合によっては、
「屋根を洗った汚れた水や、ホコリなどが飛散してしまう」
ということも考えられます。当然そのために飛散防止シートを全面に張っているわけですが、やはり、諸条件から、
「これはもしかすると、(洗浄した水が)ひっかかってしまうかも・・・・」
というときには、御願いして洗濯物を取り込んでもらうこともあります。

せっかくきれいになった洗濯物を汚してしまっては、ご迷惑をかけてしまいますからね・・・・。
その点、雨の日でしたら洗濯物はほとんど干していません。

ですので、お互いに心配をしないですみますね。

洗浄後の様子


上の写真はこのお宅を7年ほど前に塗装をしたときに、一緒に塗装をしたコロニアル屋根です。
通常(あるいは感覚的にとでも言いましょうか・・・)もし、屋根を塗装するなら、すべての屋根を塗装するのでは・・・とお思いになられるかもしれません。が、それはそのお客様の「諸条件」により塗装するべき箇所、そうでない箇所というのが、出てくる場合もあります。

この屋根は「下屋根」といいまして、一番上の屋根より低い位置にあるものです。
このお宅の立地条件、周りのお宅の立地条件から「この屋根は目立つ位置に」あります。

そのようなわけで前回はこの部分だけ塗装したわけです。ですので他の一番上の大屋根等はそのとき塗装していませんでした。
今回は「すべての屋根の塗装をする」ので、すべて洗浄をしたわけですが・・・


 上の写真はその「今回初塗装」の屋根です。先ほどの屋根より少し「高い位置」にあります。この上が大屋根になります。
しかし、先ほどの写真の屋根と「方角的に」というか「向き」は一緒のところにあるものです。
片や、この様に洗浄をしたら、すべてが落ちて、元来黒い屋根だったものが「ほとんど白く」なってしまい、片や塗装をしていた屋根は、同じように洗浄をしても、ほとんど汚れだけが落ちた・・・と言う感じです。

塗装をしている、いないとでは歴然とした差がありますね。
最初の屋根は塗り替えをしていますので、塗料が形成する膜がしっかりとしています。そして、良く密着しています。

ところが、その下の写真の屋根は(15年くらい)塗装をしていないわけですから、もう塗料も密着していないのです。
この白い部分には(カビ、コケ、密着力のなくなった古い塗料、ホコリ・・・・)が付着していましたが、高圧洗浄により洗い流されてしまいました。それで、この姿に・・・・。

そして、この様に洗浄をしないと、塗装をしたあと、数年で
「剥がれてしまった」
ということにもなりかねないのです。
(そういうお宅を結構見ています)


上の写真は北側の屋根です。やはり今回初塗装をする屋根です。先ほどの写真同様の「姿」です。

そして、洗浄をしたあとは、数日「乾かします」
コロニアル屋根の場合、洗浄直後に塗装はできません。やはり「剥がれてしまう」原因のひとつになってしまうからです。

塗装が落ちてしまっていますので、水分を含みやすい状態になっているのです。だから十分乾燥させる必要があるのです。

洗浄&乾燥が終わりましたら、いよいよ塗装開始です!

下塗り(シーラー塗装)の後、遮熱の塗料を2回塗りました。



1回ですと、どうしても塗り重ねや、ムラがでます。ですので、しっかり2回塗装をするわけです。それに材料に指定されている工法も2回となっています。

この様に施工をするからこそ、その塗装本来の機能を発揮するのです。

塗り終わった様子

上の写真と下の写真、くらべてみてください。

○塗装前



○塗装後


これで、一安心です。きれいにそして、がっちり塗料で保護されました。

○塗装前

 

○塗装後



こちらのコロニアル屋根も「以前塗装をしたとはいえ」やはり塗り替えると違いますね。
塗装後はあまり汚したくないので「靴の裏の汚れ」をかなり気にして、この上を歩きます。できれば歩きたくはないのですが、他の作業もありますし、そういうわけにも行かないのです。

ちなみにこの上は「濡れると」絶対にすべります。私がかいた汗が滴となり、この上に落ちて、自分でその上を歩いてしまったため、足を取られてしまった場面もありました。(私はすごい汗かきなので、ぼたぼた落ちてくるのです)
足場を解体するときなどは、屋根の上をあるく場合もあります。ですので、雨の日は「危険なこと」この上ないので、注意して足場を解体します。

 

これでコロニアル屋根の塗装は終わりになります。

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