府中市の外壁塗装業者が思う・・・お客様が良い工事をしてもらうには?
府中市紅葉丘の塗装店 三商事(さんしょうじ)の上神谷(かみかべや)です。いつもブログをおよみいただきありがとうございます。
今回は「府中市の外壁塗装業者が思う・・良い塗り替え工事をしてもらうには?と言うテーマでお伝えしていきたいと思います。
私は「良い塗り替え工事をしてもらうには・・お互いの信頼がとっても重要」だとおもっています・・。
業者も信頼して欲しくて一生懸命に営業しています・・
お住まいの塗り替え・・・高い買い物だと常々思います・・・。お家を丸々塗り替えるとなれば、100万円以上は必ずしますから・・。
なかなかの値段ですよね。だからこそ「せっかくの塗り替えだから失敗したくない」と思うのは当然です。
ですが、その思いの余りに「業者を疑ってかかる」方もいます。
でも、それも分かるのです。だからこそ私は、お客様に信頼して頂きたいと思い、ニュースレターを定期的に発行して、私を知っていただこうと思っています。
→ ニュースレターとは? 発行しようと思ったいきさつや、実際に読んでいただいているもののバックナンバーもこちらにあります。
疑われる・・というのは確かに塗装業者側が悪いです。
そういう業者の多いことも事実ですし、実際に「被害」とまで言われるほどの不具合・・なども起きています。
外壁塗装業者、十把一絡げに悪いと見なされがちです。
業者側としては悲しいのですが、それは当然です。なぜかと言えば「塗り替えの業者の善し悪しを工事を手がける前に区別することは、なかなか難しい」のですから、頭から「疑ってかかられる」のも仕方のないことだと思います。
ですが、やっぱり「信頼してされたい」と思うわけです。
塗装業者も「お客様との信頼の中で、工事をしたい」と心から思っています。
ご契約をしてから、塗り替えに取りかかるときも「見張ってくる」ようなお客様もいます。本当に一日中見張られながら工事をしたこともほとんどありませんが、無いことはないのです・・・そんなときはやっぱり少し悲しいですね・・。
ああ、信用していただけていないんだな・・と感じるものがあると、こちらも人間ですから心を込めてのパフォーマンスも出来なくなる場合もあります。
信頼されているからこそ、信頼に応えるべく頑張る・・良いものをおさめて上げたくなる・・と思うのです。
それにはやっぱりお金は大事です・・。
安く塗り替えを済ませたい・・という気持ちも十分にわかります。ですが、あまりに安さを追い求めてしまうと「工事の質」に跳ね返ってくる・・つまり「不具合」や「思ったほど持たなかった・・という事態にもなりかねません。
中には「安くさせておいて、工事の間見張り続ける」というお客様もいると聞きます・・・
手を抜かないように・・ということだと思いますが、これでは「信頼も信用も」お互いにない状態です。業者も気持ちよく終わりたいのに、これでは気持ちよく終われません・・。
それにお客様もコレでは疲れてしまいますよね・・疑いながらの工事は本当に精神的負担も大きいでしょう。「こんなことなら、やりたくなかった・・・」なんて思ってしまっても不思議ではありません。でもそういう思いは「喜んで頂きたい」という気持ちを誇りに仕事をしている我々には、あまりに悲しすぎる状態です。
お客様、業者、職人・・この3者で考えた場合、
少し文字が写り悪いですね・・解説しますと
① 業者 → お客様 へ「しっかりした工事をする見積り提出」をします。
②お客様が見積り金額でのご契約をしていただければ、
③ 業者もしっかりとした利益が取れて
④業者 → 職人へ 「しっかりとした工事」をお願いできる のですね。
⑤職人も利益をいただきながら
⑥しっかりした工事でお客様へお返しできて
⑦ お客様も(質の良い工事という最大の利益) が手に入るのです。
3者が3者とも利益を得ている・・これが結局は「お客様、業者とも安心できて満足出来る外壁塗装」なのです。
あるべき姿なのです。
片や・・・
① 業者 → お客様 へ「しっかりした工事をする見積り提出」をします。しかし・・・
②お客様が「もっと安くならないのですか?他の業者は・・」と言ってきたとします。
③業者はそれでも「契約」をいただきたい・・・これはノルマのある「歩合制給与」の営業会社でしたら
なおさらですが、お客様に従い安くします。すると職人へは「ご契約の金額が安くて・・コレしか出せない」
と職人に仕事を渡します。(でも、ウチ(業者)はいつものようにいただきますね・・)
④職人は「これじゃあ・・できるのかどうか・・?」と不安に。でもヤルしかない・・なぜかと言えば
断れば仕事を頂いている業者から、以後仕事をいただけなくなるからです・・・。
⑤「もっといろいろとしてあげたい・・けれど、これじゃあ・・」といいながら、それでも利益を追求
⑥ 質の低い工事になる可能性は増します。
⑦ お客様は「質の良い工事」という利益をうけられない。悪くすると不具合・・・
3者のうち利益を得られるのは”業者だけ”です。後はお客様か職人のどちらか・・あるいはどちらも満足な利益が得られない事態になります。
職人が「利益がなくてもきちんとやらないと・・。不具合がでたらそれこそ仕事がいただけなくなる」という考えで仕事をせざるを得ません。
業者が「勝手に値下げをしておいて、それでも職人と傷みを分け合うこともせず、自分だけ利益をえているのに」不具合でも出してウチに迷惑かけたら仕事はあげられない・・とはどういう言い分なのでしょう?
そんな仕事ばかりでは職人が潰れてしまいます。逆に職人がお客様の最大の利益である「長持ちする塗装」という利益を考えない、自分が自分が・・の利益主義で工事をすれば、今度は不具合となってお客様に帰ってきます。
そしてそれは回り回って業者にも責任がくる・・結果3者とも幸せになりません・・・。
「安く良くやってよ・・」というお客様は断られる場合もあります。
安さと質の高さ・・のバランスがどう考えてもとれない・・と判断した場合は、きちんとした考えの業者でしたら、逆にことわられる可能性もあります。
当店でも断る場合もあります。理由は先ほどの図の
「3者とも利益が得られなくなる可能性が大きくなるから」です。誰も幸せになれない工事なんて意味の無いことです。
当店は「地域密着」でお仕事をさせていただいております。お客様のなかば無理矢理の値下げの要求に応じて、質を落としての工事をして・・もし、間違いが起きた場合、
それを「値下げのせい」にはできないのです。お客様の値下げ要求ということはさておかれ、不具合を出した手抜き業者・・・という噂だけが広がってしまうのです。
逆にもし受けてしまったとしたら、利益はさておいても・・それでもお客様の最大の利益のために仕事をしないといけません。そういうことが続けば業者として持ちこたえられなくなり、わたしも幸せにはなれないのです。私がもちこたえられなければ職人も幸せになれませんから・・。
地域密着でお仕事をさせていただいているからこそ、それだけは避けなければならない・・だから絶対に自信のある工事、施工をお客様にご提供しないといけないのです。
お見積もりとしてご提示した金額は、そういう施工の裏打ちされたものなのです。
とても難しい問題だと思います。ですからまずは「その塗装業者の施工品質、実際のお客様の声」などを参考にした方がいいと思います。そしてそのあと値段をみて「高くてそこまでの価値をどうしても感じられない・・」というようなことでしたら、
また違う見方で業者をさがされるのも良いかと思います。
今回はココまでとします。お読みいただきありがとうございました。
では、また次回もよろしくお願いいたします。
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