外壁塗装の業者の選び方は?見積もり金額は一緒でも”ある違う点”とは?
外壁塗装をやってみようといろいろと研究をする際に、やはり重要なのは「どんな業者で外壁塗装をしてもらうか?」ということですよね。
値段に偏ると、品質が・・・
品質が一定の商品なら・・・例えば家電などはどこで購入しても品質は一定ですから、できるだけ安いところで
購入したいと思いますよね。
ところが、この外壁塗装というのはちょっと違っていて
「現場で仕上げていく商品」です。現場で作っている商品ですから価格を出来るだけ安く・・・とやってしまうと、
それだけ「品質を落とされた商品」ができあがってしまう可能性だって、ぜんぜんあるのです。
例えば、本来「このくらいの年数はきれいでいることができます!」と言われたにもかかわらず、
全然その期間より短い期間で、もう色あせ、色むら、中にははがれてしまって・・・などという
ケースが多々有る訳ですね。
一度、外壁塗装をしたらできるだけ長く持ってもらいたい・・・そういう工事がお客さまにとっては望ましいと
思います。そうであることを望む外壁工事ならば、ある程度のお値段は見ておいた方がよろしいと思います。
相見積もりを(複数の業者の見積もりを取り、比較検討すること)
されたことのある方、また、これからしようと思っている方なら、「あまりに吐出してお値段が安い業者」は
すこし注意したほうがいいケースが多いですね。
ちなみに当店の経験則からですと、相見積もりをされたお客さまにうかがうと、おおむね
「値段はあまり変らなかった・・・」という方がほとんどです。
でも、このことはとてもお客さまにとって重要なことにつながってくるんですね・・・。
実際の工事は安くなっている!しかし・・・
それは「受注のスタイルに関係してくるお話」なのですが・・・まず、お客さまがどこに依頼するかによって、
「誰が実際の外壁塗装工事をするか」が変ってきます。
HPで探した業者、訪問販売でやってきた業者、○○リフォームや■■工務店など、これらの会社や企業に依頼した
場合は誰が実際の工事をするかというと「その企業や会社の下請けの塗装屋さん」が実際の工事を担当します。
「元請けである企業、会社」などは仕事をいただき、お客さまからお支払いいただける金額の数%から数十%を
いただきます。あとはその下請けの塗装屋さんがそこからお仕事をいただいて実際の工事をします。
それと対照的なのが、当店のように工事をする人間が、直接お客さまからお仕事をいただく業者です。
このパターンはその塗装屋さんが直にいただいているので、バックマージンを取られようがありません。
お客さまにお出しする見積もりには「バックマージン分」は含まれていません。ですから、元請けを通る
会社と比べると、その分、押さえられた見積もりになります。
ですが・・・この数年でこれが「あまり変らなくなってきている」のです。
元請けから仕事をいただいて、塗り替えの工事をする塗装店さんと
当店のように、直にお客さまからお仕事を受けて、塗り替えをする塗装店との
見積もり金額の差があまりなくなっている・・ということ・・・
下請けの塗装店さんが行う工事のお見積もりの金額は
「元請けのバックマージン+塗装店が塗り替えを行うのに必要な金額」
ということになります。
この金額がお見積もりになってお客さまにご提示されるわけです。
片や、当店のような「塗り替え業者が元請け」の場合のお見積もりの金額は
「塗装店が塗り替えを行うのに必要な金額」のみです。
つまり、前者の場合、元請け業者のバックマージンの分、高くなければいけないはずですね。
ところがそれが入って同じ位の金額ということは、
「元請け業者が塗り替え業者」の実際の塗り替えを行うのに必要な金額より、
下請け業者の実際の塗り替えを行う金額のほうが
安いということになります。
つまり「下請け業者さんが塗り替えを行う場合、そうでない業者より手を掛けて貰えない」という
可能性は十分に考えられます。大元のお見積もりがさらに安いとなると、実際に工事をする業者は
もっと安い金額でやらざるを得ない・・・そういう構造なんですね。そうなると遵守するべき工程を
安くしか出来ないから・・と省かれたりする場合もあるわけです。
一流のハウスメーカーはそのあたりはしっかりしていて、「ハウスメーカーのバックマージン+下請け業者が
実際に塗り替えに必要な金額」が当店のお見積もりより、高いことが多いです。これは
「ハウスメーカーもしっかりと利益をとるし」
「下請け業者にもしっかりと仕事をしてほしいという」ことです。
この方式ならこれが普通なのですね。だから一流ハウスメーカーで塗り替えをすると
高くなるんです。
ハウスメーカーで外壁塗装の塗り替えをされる方は、当然、そのメーカーでお家を建てた方です。
その金額の高さは「知名度」「信用」ということでお客さまには受け入れられて、
ハウスメーカーにまかされる・・というケースがほとんどです。
ですが、普通のリフォームメーカーや訪問販売を掛けてくるような業者ですと、下請け業者をつかう
にもかかわらず、お客さまはその業者と出会うのはほぼ初めてなので、一流ハウスメーカーみたいな
知名度、信用度は今一つです。なので、ハウスメーカーのように金額を高くすることはできません。
受注がそのくらい高いとできないからです。
相見積もりで「お客さまが支払う金額は一緒」だとしても、実際の塗り替えにかけていただける金額まで
考えに入れておいた方がいいと思います。
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