私が塗装屋さんなった本当の理由とは・・・? 初告白・・です。

三商事って、こんな店, 私が塗装を通じて思うこと, 自己紹介, 自己紹介です。上神谷裕治ってどんな人?

府中市紅葉丘の塗装店 三商事(さんしょうじ)の上神谷(かみかべや)です。いつもブログをおよみいただきありがとうございます。

今回は・・・

私が塗装屋さんなった本当の理由・・ということについてお話したいと思います。

 

プロフィールと少しダブるところもありますが、そこではお話していない私の過去・・をお話しします。

 

私は塗装屋さんになりたかったわけではありません・・・

正直申しまして、塗装屋さんになろうとおもったきっかけは

「前職の上司を見返してやりたかったから!」です。

 

私は22歳から35歳までの13年間、生協の配達という仕事をしていました。府中市を中心に多摩の地域の事業所を8事業所ほど周り、最後は羽村の事業所で退職となります。

仕事の実績は・・ずば抜けているわけでもなく、かといって悪いわけでもなく・・普通の職員でした。ですからそれなりに出世もするのですが、最後は成績が悪く降格させられました。

事業所の一般の職員やパート職員をまとめる・・そのような役職と新規顧客獲得の指揮官・・そんな役職まではいきましたが、人をまとめていくことは本当に難しい・・と実感しました。

最後と、最後から2番目にいた事業所にとてもきびしい上司がいまして・・・いまでこそ「パワハラ」という言葉がありますが、当時はそれがそんな言葉で表現されることはなく、むしろ当たり前・・・のように行われていました。

「おまえは仕事ができない・・・」「新規獲得ノルマはどうなっているんだ?」「できるのか?できないのか?」

厳しさ・・というものとはまた違った感触がありました。

私は現在53歳です。ですから18年も前の話ですから、うろ覚えのところの方がおおい・・むしろ私は「イヤなことは忘れてしまう・・」という特技も持っていますので良く覚えていないのですが、

とても打ちひしがれていました・・。事業所の営業成績の責任を追っていますので、いつも成績に追いまくられている1日・・。朝は事業所の幹部としての出勤のはやさ、夜は毎日毎日会議で遅くまで・・。そんな夜遅くまで会議をしたとことろで状況は変わりません・・。帰宅はいつも午前様でした・・。

一人ぐらしの時の生活リズムはそれはひどく、帰宅時にコンビニ弁当とビールを買い込む・・あまりの出勤の早さと昼間の急がしさ・・で朝昼と毎日食事を抜いているせいもあり、夜の食事はそのうさをはらすように食べたいものを食べたいだけ食べて飲んですぐ寝る・・。そんな毎日でした。だからこんな病気になってしまったのかもしれませんね・・。

そして自分も営業の最前線でがんばらないと・・みんなと一緒になって数字をつくらないと。そう思って外回りにも出かけていました・・。

すると上司から「おまえは出てはいけない。おまえはみんなに指示をださないといけない立場・・」そう言われて止められてしまいます。

指揮って・・?なにすりゃいいんだ? わからないから、自分も動かなきゃ・・と思うのに。ですが私もスーパーセールスマンではありません。先にもかいたとおり普通の成績の人間です。そんなに都合良く数字は持ってはこられません・・。

事業所にいたらいたで本当に何をしていていいのやらわかりません。それでも傍らには上司がいます。表に出ていた方がよほど気が楽です。そんな調子でしたから「トイレに閉じこもるように」なりました。情けないかぎりです・・。

自分の居場所がなかったのです・・・。「人の上にたつ」というのがこれほど難しく、いやな仕事・・という思いで一杯でした・・。そして、成績不振・・・ノルマ未達・・・降格人事です。

そして上司にはバカにされる日々・・。

これからは人の上に立てないとやっていけない時代になる・・・・

今でこそリストラ・・という言葉が当たり前になっていますが、当時も正規職員がどんどんパート職員へ・・と切り替えられていた時期でもありました。生協の主軸である「配達」という業務でさえも業者に委託・・・。

「生協と言えば配達が仕事」という「いうなれば当たり前の世界」が・・・

「その仕事がなくなるなんて、考えもしなかった」わけです、正規職員は・・。それが正規職員の手から離れていく・・という時代になってきたのです。

もちろん人件費削減のためです。正規職員を雇っているより、配達パート職員、配達請負業者への委託の方が削減できます・・。

正規職員が「必要ない時代」になってきた・・。それを思った時に私は「これからは組織をマネジメントできないと・・正規職員としては残っていけない。人を使う立場にならないといけない・・」そう強く思いました。

自分にそういう「イヤな仕事」ができるのだろうか?

そしてまた上司に嫌がらせを受けながら、その仕事をしないといけないのか・・?

 

そう思った時に「じゃあ、自分で何かをやってやろう」とおもったのです。

 

ではなにをやろうか・・・考えたときに自分の父親の稼業であるタイル業は、そのときにはもう無くなっていましたので・・。妻の父親の塗装業をやってみようと思ったのです。

 

とにかく「自分の力で生きていって見せる!看板なんていらない!馬鹿にしていた上司たちを見返してやるんだ!」

当時は本当に勢いだけでした・・

 

できるかできないか・・そんなことは考えなかったです。とにかくやってやるんだ!という気持ちしかなかった・・

考えていたらできなかったでしょう・・思いとどまってしまったと思います。

そしてただ「いやだから辞めた」というコトだけが残って・・どうなっていたかと思うとちょっと怖いです・・。

一応、退職の送別会は開いていただきました。上司に向かって、残るみんなに向かって

 

「これからは生協という大看板はなくなります。ですが、自分の力で道を切り開いて言って見せます!」と宣言しました。

 

そして35歳のときに三商事の門を叩くのでした・・・。そして、職人をイチから教わり、営業もしながら・・という日々が始まるのでした・・。

 

ここまででおわかりかと思うのですが・・本当にまったく最初は「塗装というお仕事に使命感をもってはいなかった」のです。

ですが・・やっていくウチにあることに気づいていきます。それは・・・

 

「お住いの塗り替えでかわいそうな目に会ってしまう人が思った以上にたくさんいる」ということです。

 

せっかく高いお金を払ってやるのに、満足していない人が7割もいる・・そんなデーターもあるくらいです。

私は地元の府中市を中心に営業活動、そして施工をしています。もちろん、他の地域も行きますが中心はここ府中市です。

地元の業者として知っていただく限りは、地元の方にむかっていい加減なことはできません。だって、自分の住む街でお客様に会うのです。そのときに笑ってあいたいじゃないですか!お互いにあのときはお世話になりました!って言いたいのです!

そのためには・・きちんとした仕事で納めないといけません。きちんとした仕事をするためには、価格も高くなる場合もあります。

それでもきちんとやっていただきたい!というお客様も多くいます。塗り替え・・どうしよう?やる?・・って、たくさん悩んで、じゃあ、どこでやってもらう?ってそこも悩んで・・・ようやく出会っていただいた・・・

もう、本当に「選んでいただいてありがとうございます!」としか言えません。

そういうがんばって決めていただいたお客様には絶対に「やってよかった!」と言っていただきたい・・。

それがこの仕事をやっていくウチに芽生えた私の使命感です。

「やっぱり、やらない方がよかった・・・」という悲しい目には絶対に会わせない。金額の大小の問題ではないかもしれませんが、それでも(決して安くはない金額)を出していただいているのです。思い切って決めたのです。

・・・それなのに「やっぱり塗り替えなんてやらない方がよかった・・損した・・」なんて思わせてしまうわけにはいかないのです。

 

まずは「塗り替え、思い切ってやって本当によかった!」そしてさらに言わせていただくなら「あなたに頼んで良かった・・!」って言われることが一番嬉しいのです。

こう言っていただくことが「私のこの仕事に対する使命感」です。絶対に後悔させたくない!お客様が思いきって決めたことなのです。だからこそそれに答える仕事をして差し上げたい・・・と思っています。

 

そして出来ることならいつまでも、そういう風に言っていただきたい・・と思うからこそ“地元の利”を最大限に発揮したフォローをあとあともさせていただいています。

 

この仕事を始めてから早いもので今年の2月で丸17年・・親方から三商事を引継いでからは5年目を迎えることができました。

右も左もわからず、最初は本当に「怒りと勢い」だけだった私ですが、それでもやり続けて居るウチにさまざまなお客様に出会い勉強させていただき、今では私なりの使命感をもって仕事をさせていただいております。

そしておかげさまで「お客様が7ヶ月待ちの塗装店」となり、それを「10年続けさせて」いただいております。

これからも出会っていくお客様には、絶対に「思い切ってやってよかった!」と言っていただけるように、丁寧にそして寄り添いながら、塗り替えをして行きたいと思います。

 

今回はここまでとします。お読みいただきありがとうございました。

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