外壁塗装中のエアコンの不安。臭いや室外機は大丈夫か業者がお答えします!

お客様からのご質問, お客様の気持ち, その他の部分の塗装, 付帯部分の塗装について, 外壁塗装をするに当たっての細かい事柄

いつもお読みいただいてありがとうございます。府中市は紅葉丘の塗装店 三商事(さんしょうじ)の
上神谷(かみかべや)です。

今回は良くお客様にご質問をうける「外壁塗装の時ってエアコンは使えますか?臭いは大丈夫?」ということにお答えしていこうと思います。

 

エアコンは大丈夫です!使えます。夏の暑いとき、冬の寒いとき・・やはりなければ過ごせませんからね。そこは大丈夫なのでお任せください!

 

問題は室外機です・・・

外壁塗装をする場合、関係してくるのはエアコンの室外機です。外にある物ですから塗料がつかないようにと、養生をするのです。

「養生」とは塗料を塗らないところ、塗料がついてしまってはいけないところをビニールで覆う作業です。

室外機はほぼ「塗装の対象外」になりますのでビニールで覆うのですが、その際にはファンのところであったり側面の吸気口などまで全部ビニールでくるんでしまうことはありませんので、使用できるというわけです。

全てをくるんでしまうとそれこそ使用できませんし、作動させたら故障してしまいます。

それと「塗装時用の室外機専用のカバー」というのもあって、それをかぶせる場合もあります。メッシュの素材ですので、全てを塞いでしまうということもなく、外壁塗装をしながら安心してエアコンを使えるというわけですね。

それと臭いについてですが、外壁塗装の時は、水性の塗料を使用すればほぼ塗料の臭いはしません。(臭いに敏感な方は少しにおうかもしれませんが・・)

エアコンから入る臭いもほぼないといえるでしょう。ただ、溶剤(シンナーで希釈をする塗料)はエアコンから入る臭いというよりは、その他からでも「漏れ入って」くるので、多少は臭います。

しかし、大抵は「弱溶剤」という比較的臭いの弱い塗料を使うことが多いため、いつまでも臭いがこもり残るというわけではありません。

それと使う量も関係してきます。

 

付帯部分(外壁、屋根以外の鉄部、木部など)を塗ることが多い塗料ですから、使用量としては少ない物ですのでそういった所からも臭いはほぼ残りません。

 

外壁塗装の際のエアコンのホースのカバーは外して塗るのですか?

外壁塗装の際のエアコン関連として深掘りしていきたいと思います。こんな質問もよく受けます

全てを外して塗るということはほぼありません。 

塗装するとなるとそのまま塗ります。エアコンのホースが向きだしですとホース自体が痛みやすいということと、体裁が悪いということで壁にエアコンホースのカバーを伝わせ、その中にホースをおさめる・・というのが通例ですが、部品としては壁に付く側(ホースを受ける側)とそれの蓋になる部分・・という構成になっています。

壁に付く側はビスで外壁に止まっています。そして「カバーの傷みからくる交換」や「何らかの事情で位置をずらす」ということが無い限りそのままの位置という前提で、カバーは外さず塗っていきます。ですから厳密に言えばその「カバーの下」は塗る前の元の外壁の色となります。

塗装を施しますから「カバーの傷みで交換」というのはほぼありませんし、現在の位置を移動するとなると「エアコンの位置を変える」というときだけではないでしょうか?

それでももし、気になるようでしたら、はずしての塗装はできます。(ですが、その分費用はかさみますのでご承知ください)

もし・・ホースの位置をカバーを壁から完全にずらせば、塗られていない部分が露出するわけですが、その際はご相談いただければ、あとからそこだけを塗りに行くこともできます。

(当店の場合は・・です。どこの業者さんも標準的にしていることではないのでご注意ください。)

 

ベランダに置きがち!エアコンの室外機の時はちょっと例外で・・・

2階のお部屋のために設置しているエアコンの室外機は、ベランダに置かれることが多いです。この室外機は置かれているベランダの床を「防水塗装」をするときにずらしたり「浮かせたり」する場合があります。

そのときにエアコンのホースの長さに余裕が無いため、少しの移動さえできない場合もおおいです。

エアコンのホースがカバーに入っておらず、むき出しの場合はそれでもまだ移動ができることもありますが、ホースに余裕が無い上にカバーの中に入ってしまっていますと移動することはできません。

そのためカバーの蓋になる部分を外して、ホースの自由が効くようにします。そのときは外して塗ったりしますね。

 

それとホースのカバーのない場合・・・

ということにも少し触れておきたいと思います。

 

ホースカバーが設置されていなくて、エアコンホースを「専用のテープ」を巻いているだけ・・というケースもあります。

このテープは長い間の経年劣化が進むと、ボロボロになってしまうことがほとんどです。エアコンのホースカバーはこれを防ぐためにあるわけですね。

 

当店ではこれを同じ専用のテープで巻いたりすることはできます。

ほとんどの塗装業者さんはできると思いますが、中にはしない業者もあるかもしれませんので、打ち合わせのときに確認ですね・・。

テープをまいたホースを塗っておく・・というのも経年劣化を防ぐには有効です。それとホースカバー新しく設置するというのもおすすめです。その際は当店はしかねますが、エアコンの業者に相談という形ですね。

 

外壁塗装のときのエアコンホースのカバーの色は何色で塗るの?

このときの色はお客様のお好みでいいです。エアコンカバーの塗装のお色は大きく2つに意見が分かれます。

ひとつは「付帯部分と同じ色で塗る」というパターンです。もう一つは「外壁と同じ色で塗る」パターンです。

 

前者は主に雨樋などと同じ色でぬるときが多いです。雨樋と外壁が同じ色なら話は別ですが大抵は違う色になりますので、そのときは外壁とは違う色で塗ることになります。

これはお客様によって意見がわかれますが、中にはこのパターンですと「なんだか・・浮いてしまっている」という印象をもたれる方もいます。

そういう場合は「外壁と一緒のお色にする」ということになります。それによってホースカバーと外壁が「一体」となります。こうすることによって「カバーがない」という印象にもなります。

ちなみにこれは「何も塗らない」パターンです・・。

外壁はきれいになっているのに、エアコンのホースカバーだけ「白っちゃけて」しまっています。当店でしたら前の2パターンのいづれかで塗装は施しますが、中には(お客様の予算もあるのかもしれませんが)省く業者もいます・・以外と手間なんですね、ここを塗装するのは・・。それでもここだけ「やっていない感が出て浮いてしまう」のはちょっと物足りない・・・。

 

外壁塗装の段階では「外壁のための塗料」がついてはいけないので養生をします

→ 外壁が塗り終わった段階で養生をはがす

→ケレン(ペーパーなどで軽くこすって目あらし)をする

→ 密着材 (プライマー)を塗る

→ カバーを塗装する

・・とこんな感じで一手間、ふた手間・・と・・。

なおかつ刷毛で塗装すれば一番最初の写真のように「辺りが写り込むほどつややか」に仕上がります。ローラーで仕上げてもつややかですが、ここまでの艶には少し足りないかな・・。

 

塗り替えの時ってエアコンは使えるの?臭いは大丈夫?のまとめ

・外壁塗装の際のエアコンの使用はOKです。室外機を使用できるように養生をしますので大丈夫なのです。

・臭いも水性の塗料でしたら、ほぼ気になりません。溶剤の塗料にしても少し臭うだけになります。付帯部に使用しますので量的に少ないからです。(外壁に溶剤を使用となると臭いはかなりきます・・)

・エアコンのホースのカバーも塗装します。基本的には取り付けたまま塗装。ただしベランダは室外機を移動させる都合があるのでカバーをはずす場合があります。

・塗り方も「外壁とは別の色で」「外壁と同じ色で」とできます。できれば塗らないより塗っておいた方がカバーも持ちますし「やった感がなく浮いた」感じもしません。

 

と、いうわけで今回はここまでです。ここまでおよみいただきありがとうございます。またどうぞよろしくお願いします。

 

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